12秒91
300万部を超える原作で、映画も大ヒット中の「セチュらぶ」だが、既に「tsutaya」ではDVDが置かれてる。?店員曰く、戦略らしい。まぁ、どの業界だとかは、突っ込まないが。
朔こと山田孝之くん(20歳)と、723人のオーディションの中から選ばれた亜紀こと、綾瀬はるかちゃん(19歳)が毎回名コンビを組んでくれる。全11回(白い巨塔のように最終回はDX版或いは、ごくせんのように1話延長を今から望む)のドラマだが映画と違い、朔と亜紀の周囲の人間関係を細かく描いてくれている。
白血病で亡くなる亜紀を演じる、はるかちゃんは、病気で痩せてく役作りの為に、「夜はゆで卵と青汁だけ」と、演じる亜紀顔負けの「勝ち気さ」を宣言している。既に他界されてる、謙太郎こと、仲代達矢さん(71歳)の味は実に良いよね。
4話で、良かったのは矢田部先生だぁ。亜紀のスタートの練習に、朔が付き合ってた時は、朔のチャリにホイッスルをかけておいて、予選会で走れなかった時はストップウォッチを置いててくれてた。良いよね!そういう見守り方ってね。予選会終了後、朔の前で、たった1人走った亜紀は自己ベストを。
「12秒91は誰も知らない僕たちの公式記録だ」・・・。青はここでもやられた。もち、龍之介が東京に行くシーンも少々。今でも亜紀を忘れられない朔の泣き顔と、矢田部先生の名台詞「あんたたちのことは私が覚えてるから…安心して忘れなさい」と。12秒91のストップウオッチ片手に待ちかまえるシーン、謙太郎が一生懸命、朔に自転車を教え、最後に朔が乗れる際、地面に膝をつけガバァーっと、両手を拡げ朔を見つめるシーンとが重なった。
1話では、17年前の朔が、学校の先生の葬儀で突然降り出した雨の中、弔辞を読む亜紀に傘をさし掛けた事から、徐々に2人の間に芽生えてく清らかな恋心(ソナタ)ってところ。
今の時(時間・時代)、高校の恋愛ドラマは結構ドロドロ定義が大半の中、17年前に遡った話とは云え、朔と亜紀の純粋さが繊細でこれが良いんだよね。大人になった朔を緒形直人さん(36歳)が演じる。青的には純君でも良かったんじゃないかと感じるのだが。亜紀を失った喪失感から抜け出せず、17年経っても苦しんでる。高校生の朔が経験した出来事と、大人になった朔が背負っているものが、どんどん繋がっていく。分かっちゃーいるが、切ないな。
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