大人に敬意(~_~メ)、
盧武鉉・韓国大統領は8日、今月中旬に釜山で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席する小泉首相との首脳会談について、「何かがあろうがなかろうが、隣国からの客として会うのが道理だと考える」と述べ、会談する方針を初めて明らかにした。大統領府で開かれたソウル駐在外国メディアとの懇談会で、朝日新聞記者の質問に答えた。(参照 http://tinyurl.com/9z5re)
上記ニュースには、色々と考えさせられた。
1910年8月、日韓併合条約が結ばれた。その6年前から日韓協約を3回にわたって結び、韓国の外交権を奪う等、併合への布石が打たれ、これにより、韓国は日本の完全な植民地になり、朝鮮総督府による支配下におかれた。
侵略に傾斜していく時流を、当時の日本人達は、どう感じていたのだろう。
「戦時期日本の精神史 著者・鶴見俊輔氏(岩波書店)」の中で著者は、日韓併合が「日本人と朝鮮人にとってどのように深刻な結果をもたらすかについて、想像をめぐらす力をもっている日本人は、当時多くはありませんでした」と指摘されている。そのなかで憂いを抱いた数少ない日本人の一人に、石川啄木を挙げられている。
「地図の上 朝鮮国にくろぐろと 墨をぬりつつ 秋風をきく」。
啄木は、悼む心を短歌に詠んだ。
戦禍を被った人は、何年経っても、そのことを忘れはしない。忘れてしまうのは、体験していない人と、害を加えた側だ。
韓国・中国を侵略した罪は「千年たっても消えない」と、桂冠詩人は過日話されたばかりだ。
自分の振る舞いを、相手はどう思うかと気を配る。この感性が互いになければ、人も国も上手くいくはずがない。心の傲慢と戦い、他を思いやる謙虚さと自制心を持つことだ。
隣国の大人的振る舞いに敬意を表したい。<(_ _)>
・戦時期日本の精神史
鶴見 俊輔 (著) 価格¥1,155 (税込)
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