理解するチカラ、
女性や男性と言った性別に関係なく、「仕事」を行っていく過程で、最も牽引力にもなりながら、時に「アキレス腱」という急所にも変わるものが『家庭』だ。大なり小なりの諸問題があるからこそ楽しい。
とりわけ「働く機会を得た女性」の活躍に目を見張る。ご主人が突然の変則夜勤(労基法的にNG)にもかかわらず、常に「感謝」の気持ちを表現されながら作られる弁当。
果敢な6年生と、色んな意味でもあまーい3年生の子供さんを育てながら、家事に、地域の活動に、学校行事へと懸命に奮闘する近しい一婦人。
子供さん等はしっかりと、「親の背」を見てはたくましく育っている。学校行事一つの会合に参加するにも、仕事を終え、夕飯の準備を済ませて最寄りの場所へと駆けつける。
また、通学路において、片道50分はくだらない中、地域の子供さん等の「小言」に耳を傾けながら、各親に対し、どのような対処が一番ベストかなど、子供等は、その労苦にココロから思いを馳せている。
人と触れ合う中で、特に大事なことのひとつは、こうした『想像力』ではないだろうか!
見えない労苦に影のチカラ…。
例えば、留守をあずかる家族の存在も、計り知れない大きな支え。そうした陰の苦労を想像できず、『ありがとうのココロ』を失ってしまえば、「ブーメランの如く」やがては、自分自身が行き詰まってしまう。
この作品を目の前にしながら、感慨深く思うのであった。相手の気持ちに寄り添って、そのココロを理解しようとする想像のチカラ。そのチカラを育んでいくことが、今の時代況や社会においても、最重要課題ではないだろうかと。
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